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t-kandou

頑張れるのには理由(わけ)がある

今週は、前回に引き続き「人を大切にする経営学会」での

講演内容をご紹介する予定でしたが

予定を変更し、週末に参加した大阪マラソンに関連して

気づいたことをお届けしたいと思います。


私がフルマラソンに参加するのは今回で9回目。

大阪マラソンは4年ぶり2回目になります。


今回は「必達目標」として3時間40分、

「チャレンジ目標」として3時間30分、

この2つの目標を設定して臨みました。


結果は、チャレンジ目標には届きませんでしたが

必達目標を大きく上回る3時間34分29秒でゴールでき、

一言で言えば「快走」でした!

(ゴール後は、両脚は攣るわ嘔吐は止まらなくなるわで

 快走の余韻に浸る余裕もありませんでしたが…)



さて、経営はよくマラソンに例えられますが、

「従業員の能力発揮」という観点からも

重要点が似通っています。


 1.目標設定の効果

 2.周りのランナーの力

 3.応援してくれる人の存在


1.目標設定の効果について

達成すべき目標基準を一つしか設定していないと

その目標基準が最高到達点となってしまいます。

つまり「100%を目指して頑張る」ことになります。

状況にもよりますが95%あるいは98%くらいも達成すれば

「よく頑張った!」ということになります。

もちろん100%に達すれば「申し分なし」です。


一方、今回のように

必達目標の上にチャレンジ目標を設定すると

100%ではなく「120%を目指して頑張る」ことになります。

そうすることで

「100%を超える結果」を生み出しやすくなります。


どちらのほうが力を出し切れるかは

言わずもがなですね。


2.周りのランナーの力について

不思議なことに

練習で一人で走っているときよりも

周りにたくさんのランナーがいるときのほうが

ラクにペースを維持できます。


会社の中でも同じで

従業員が一人で頑張るのは大変ですが

みんなが頑張っている職場であれば

頑張るためのエネルギーは少なくて済みます。


「みんなが頑張る社風」を作っていくことが

非常に大事になります。


3.応援してくれる人の存在

沿道の応援やランナー同士の励まし合い、

あるいはSNSでの応援メッセージなどは

とても力になります。


会社においては上司や社長からの応援、

同僚同士の励まし合い、

そして家族からの応援がとても力になります。


社内で応援し合える環境を作ること、

そして、従業員の家族を巻き込んで

家族からも応援してもらえる環境を作ること、

これが大事になります。



従業員が頑張れる環境になっているかどうか、

自社の状況を一度チェックしてみては

いかがでしょうか。

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