「楽しくなければ仕事じゃない！」
「経営改革の原点は、楽しくつくる」
一昨日ベンチマーク訪問させていただいた
沢根スプリング株式会社の
沢根孝佳会長のお言葉です。
あなたはお仕事を
楽しんでいらっしゃいますか？
周りの人たちはどうですか？
沢根スプリングでは
「楽しみ方改革」と名付けて
経営改革を進めてきました。
着目したのは
「効率重視の弊害」です。
コスト重視で
規模の経済になりがち、
個性がなくなり
似たようなものばかりになりがち…
そんな仕事では楽しくない！
効率重視ではなく、
非効率を重視すべきだ！
と仰るのです。
非効率は、
考える機会が増え、
人間力の向上や
仲間意識の醸成につながり、
多様性を生み出す原動力となって
未来を切り開きます。
不便だからこそ
生まれるメリットがあるわけです。
「たまたま」
「ご縁」
「思わぬかたち」
「運」
：
苦労の先にある、
思いもよらない解決の糸口…
そういったものはみな、
仕事の楽しさに
繋がっていくのです。
とはいえ、
何もかも非効率を目指す
というわけではありません。
「世界最速工場」
を掲げる同社ですから
最速を生み出すための
システム投資や仕組み改善には
惜しまず注力されています。
効率化すべきことと
非効率を尊重すべきことの
判断を誤ってはなりません。
経営理念の実現を常に考え、
「働く社員さんを幸せにする」
という目的から外れないこと。
損か、得か？ではなく、
正しいか、正しくないか？（善か、悪か？）
ひいては
自然か、不自然か？
といったブレない判断軸を持っておくことが
大事です。
「長期的視点でブレずにやり続ける」
強い意志、執念が必要です。
その苦労も楽しみながら
取り組んでいきたいですね！
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