読書感想文を書くのはお得意でしょうか?
ちなみに私は大が付くほど苦手でした。
我が家には小学生の息子が2人います。
先日、夜遅くに帰宅すると、
ちょうど息子が読みかけていた
読書感想文の書き方を指南する本が
テーブルの上に置いてありましたので、
興味本位でちょっとページをめくってみました。
某、国民的人気キャラクターの
ネコ型ロボットが登場するマンガと解説を交互に配し
分かり易く解説した本となっていました。
そこには当然、読書感想文を書くコツが
たくさん書かれていたのですが、
部下とのコミュニケーション場面に
置き換えても
そのまま役に立つ内容だと感じました。
例えば、最後のほうに書かれていた
「書き手の立場で読む」
というテクニック。
「なぜこういう書き方をしたのか」
「話の中の○○には何の意味があるのか」
といったことを考えながら読むと
見えなかったものが見えてくる
と書かれています。
これを部下とのコミュニケーション場面に
置き換えると、
「相手の立場で話を聞く」
ということであり、
「部下がなぜそんな意見を述べたのか」
「なぜそんな行動を取ったのか」
「その言動の背景には何があるのか」
といったことを考えながら聞くと
見えなかったものが見えてくる
ということになります。
他にも、
読み手に伝わるように書くための
文章構成のコツなどが書かれており、
それはそのまま
相手に伝わるように言うための
話の構成の組み立て方などに
通じるものがあります。
このような形で
経営とは異なるジャンルの本からでも
自社や自身の状況に置き換えて考えることにより
新たな気付きが得られます。
あなたも是非
“置き換え”を日常的に実践し
新たな気付きを探してみてください。
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