「自己肯定感」
あなたは高いですか?
それとも低いですか?
人は能力の範囲ではなく、
自己肯定感の範囲で目標を設定します。
つまり、能力が同じレベルの人でも、
自己肯定感の高い人は、高い目標を設定し、
自己肯定感の低い人は、低い目標しか設定しないのです。
したがって、より早く、大きく成長していくためには
自己肯定感が高いほうが望ましいわけです。
では、自己肯定感が高い人になるためには
どうすればいいのでしょうか?
その答えは、
自己肯定感が高い人と低い人との分岐点を見れば
分かります。
自分の過去の出来事、現在の状態を見て、
出来たこと(出来ていること)に焦点を当てるか、
出来なかったこと(出来ていないこと)に焦点を当てるか、
たったそれだけの違いが分岐点となっているのです。
反省することは大事ですが
それ以上に「ここまでは出来た」と
自分を評価してあげることが大事なのです。
部下育成の場面でも
同様に、いかに褒めるかが大事です。
正月の箱根駅伝で平成27年から30年まで
4年連続優勝を遂げた青山学院大学の原監督の指導方針は
「小さな成功体験を積み重ねさせる」
ものでした。
自己肯定感を高めさせることによって
より高い目標へと徐々にシフトさせていく。
そして、その成功体験をもってさらに自己肯定感を高めさせ、
さらに高い目標設定につながっていく。
そのようなプラススパイラルを作っていきたいですね。
この1週間で
あなた自身が出来たことは何ですか?
あなたの部下が出来たことは何ですか?
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