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t-kandou

自分の“ブレ”に気付く方法

視聴率が歴代最高だったという

今年の箱根駅伝。


外出自粛で自宅で過ごす人が

多かったというのが

大きな要因と考えられますが、

往路・復路ともレース展開が面白く、

目が離せなかった人も

多かったのではないでしょうか。



ところで、

マラソンや駅伝では

集団の先頭を切って走る選手や

周りに誰もおらず単独で走る選手が

“安定した走り”をするのは

実は結構難しいものです。


一般道では

道路の構造や気象条件など

外部環境の変化が

絶え間なく続くためです。


加えて、自分自身の

体調の変化もあります。


知らず知らずのうちに

走りに“ブレ”が

生じてしまうのも当然です。



しかし、

その“ブレ”が小さい段階では

本人はなかなか自分の“ブレ”に

気付かないものです。


小さな“ブレ”が積み重なると

大きなトラブルに

発展していってしまいます。



本人では気付かない小さな“ブレ”、

実は後ろから見ている者は

瞬時に気付いていることが

よくあります。


チームメイトであれば

小さな“ブレ”が生じたことを

その選手に伝え、

トラブルを未然に防ぐことも

可能になります。



これを

経営に置き換えてみましょう。


絶え間なく続く

外部環境の変化や

内部の状態変化を受け、

対応を続けているうちに

経営者の姿勢は揺らいでいきます。


しかし、経営者は

自分の軸がブレていることに

なかなか気付きません。


そのまま経営を続けていると

いつしか問題は大きくなり

取り返しのつかない事態にも

なりかねません。


しかし実は、

経営者の軸がブレていることは

他の経営幹部や従業員は

早い段階で気付いているのです。



何が大事かは

もうお分かりですね。


経営者は

自分の軸がブレていないか、

他の経営幹部や従業員から

随時チェックを受けること。


経営幹部や従業員は、

経営者の軸がブレていると感じたら

臆せず経営者に伝えることです。


経営者を支える役割を

経営幹部や従業員に与えることで

その人たちの目線を高めることができ、

モチベーションも高められます。


一石二鳥にも三鳥にも

なることでしょう。



自分について来てくれる人たちの視点で

自分の“ブレ”を正していくこと、

是非取り入れてみてください。

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