今週は東海バネ工業さんの
オンライン見学会を開催しました。
見学会を担当してくれたのは
入社4年目の社員たち。
“おもてなしプロジェクト”の
メンバーだそうです。
進行役を筆頭に
5名のメンバーが
リレー形式で
本社と工場を案内してくれました。
さながらテレビ中継で見る
レポーターのようで
なかなか様になっていました。
夏目社長のお話によると、
見学会を担当することも
各自の成長に大いにつながっている
とのことでした。
さて、その「社員の成長」に
重きを置いている
東海バネ工業さんでは
相対評価ではなく、絶対評価制度を
取り入れています。
主となる評価軸は次の4つです。
1.バネづくりのスキル
2.他者へのサポート
3.他者の成長支援
4.他者理解
1は自分の成長そのもの
ですので分かりますが、
2、3、4は他者に関わることです。
「自分の成長を第一に考えよ」
という指針に矛盾するように
見えませんか?
しかしこれは決して矛盾では
ありません。
東海バネ工業では
成長の定義をこのように
置いているのです。
「社会から求められる人財になること」
「社会から求められる」とは
「他者の役に立つ」ことに
ほかなりません。
ですから、
「他者のためにどれだけ役に立てたか」
を絶対評価の評価軸に置いているのです。
自分の成長を第一に考えながらも
決して独り善がりにならないのは、
このような考え方が
浸透しているからでしょう。
是非参考にしてみてください。
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