一昨日は「こどもの日」でした。
総務省が発表した
15歳未満の子供人口(推計値)は
今年4月1日時点で1493万人。
40年連続の減少で、
統計記録のある1950年以降で
もちろん過去最少です。
1学年あたりの平均で
ついに100万人を
切ってしまったわけですが、
平均だけを見て語ってもナンセンスです。
近年の出生数の状況を見ると
さらに酷いことになっています。
令和元年の確定値では
何とたったの86万5千人。
令和2年は速報値段階で
前年を2.9%下回っています。
コロナ禍の影響もあって
昨年は婚姻数も前年比12.7%減
と大幅に少なかったこともあり、
今年の出生数は
さらに大幅に減少することでしょう。
(ちなみに1月と2月の累計で
前年同期比12.6%減となっています!)
出生数の過去最高は昭和24年の
269万6千人でした。
近年はその3分の1以下です。
私が生まれたのは
第2次ベビーブームの直後で
183万2千人(昭和51年)でした。
近年はその2分の1以下です。
近年の少子化が
いかに危機的状況か、
実感いただけましたでしょうか。
この危機的状況を
少しでも緩和するためにも、
会社として何らかの貢献を
していきたいところです。
先日オンライン見学会を
していただいた
東海バネ工業さんでは
結婚祝いで100万円
出産祝いでも最大100万円を
従業員に支給するという奮発ぶり。
社を挙げて結婚や出産を
後押しされています。
同じような制度をもつ会社は
他にもいくつもあります。
高額な祝い金は難しいという会社でも、
育児休暇などを取りやすくする制度や
社風づくりに力を入れている会社が
たくさんあります。
いつの時代でも、
子供は社会の宝。
結婚、出産、育児の後押しは
それだけでも大きな社会貢献となります。
そして何より、
従業員の幸せに直結し、
モチベーションアップ、能力発揮にも
つながります。
積極的にサポートしていきたいですね。
あなたの会社では
結婚や出産、育児の支援、
どのような形でされてますか?
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