土日月の2泊3日で
飛騨地方へ家族旅行に行ってきました。
今回の旅行の目玉は
合掌造りで有名な集落
白川郷でした。
1995年に富山県の岡山とともに
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に
登録されています。
2泊目に合掌造りの宿に泊まり
素朴ながらも心のこもった
温かいおもてなしを受けました。
さて、問題は1泊目です。
高山市の中心部からはだいぶ離れた
とあるリゾートホテルに宿泊しました。
施設は綺麗で
部屋も広々としており
普通のサービスが受けられれば
大満足しておかしくないところでした。
しかし、一変したのが食事のとき。
コース料理で、一品一品は
丁寧に手をかけて作られていると
感じさせられるものでしたが、
いかんせん、
出されるペースが遅すぎ。
スタッフに伝えても平謝りするだけで
ひたすら待たされ続けました。
子供たちも
いつまでも出てこない料理を
席にくぎ付けで待たされる羽目になり、
食べられないわ遊べもしないわで
不機嫌になる一方。
楽しみにしていたはずのメイン料理が
来る頃には我慢の限界を超えてしまい
もう食べる気分にもなれないようでした。
そのようなことがあったのですが、
私が一番残念に思ったのは、
そのことがフロントに伝わっていなかった
ということです。
チェックアウトの際、
何か一言でもあれば
違った印象になったかもしれません。
もう一つ言えば、
チェックインの前日に
確認の電話があったのですが、
その際に質問したことに関連する説明が
チェックインの際にあれば
良かったのにということです。
それどころか、
「コロナ対策のため、
説明は省略させていただきます」
「荷物のサービスも省いていますので
ご自身でカートでお運びください」
この段階から違和感を感じていました。
「お客様のために」
という精神が感じられないのです。
むしろ、
「自分たちの都合・価値観の押し付け」
と感じる場面が多々ありました。
いくら見てくれが良くとも
精神性は随所で客に違和感を与え
積み重なっていくものなのです。
口コミサイトを見てみると
概ね好評なコメントが並ぶ中に、
私と同じように違和感を感じたという
コメントがときどき混じっていました。
お客様のために全社一丸となって
微力を尽くしているか。
自分たちの都合を優先していないか。
価値観の押し付けになっていないか。
我が身を振り返って
改めてチェックしてみる
いい機会となりました。
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