24歳の若者から
YouTubeの活用方法について
お話しいただく機会がありました。
1990年代後半から2000年代に
生まれた彼らは「Z世代」と
呼ばれます。
デジタルネイティブと言われた
「ミレニアル世代」に続く世代であり、
「ポストミレニアル世代」とも
言われるそうです。
お話の中で彼は言いました。
「FacebookやTwitterなどのSNSは
ずっと昔からあって…」
私たちが10年ほど前から
使い始めたサービスは、
私たちにとってはまだ新しい部類。
しかし、
彼らにとっては「古くからあるもの」
という感覚なのです。
Z世代は
「インターネットの弊害を自覚しつつ
適切に使いこなす能力に長けた世代」
と評されています。
例えば
飲食店を探すために使うのは、
「食べログ」や「ぐるなび」などの
口コミサイトではなく、
何と「インスタグラム」。
ハッシュタグ検索を使いこなし
一瞬にして好みの店を探し出すのが
彼らの「常識」。
いい写真が撮れたときに
たまに投稿するくらいしか
使っていない私とは
アプリの使いこなし度が
雲泥の差です。
いちいちPCを立ち上げ、
検索で上がってきた店のリストから
口コミを逐一読んで比較検討…
などというプロセスを踏んでいるようでは
「遅すぎて日が暮れますよ」
と言われても仕方ありません。
「今どきの若者は…」
などと愚痴を言っている
世のおじさんたちよ!
間違いなく「老害」です。
世代によって
生きてきた時代は
まったく異なります。
受けてきた教育も違えば
価値観のベースも異なります。
この先の時代を生き抜く能力は
間違いなく若者のほうが優れています。
「ゆとり世代」、「さとり世代」などと
一括りにして若者世代を批判したこと、
一度はあるのではないでしょうか?
どのような環境で育ってきた世代なのか、
どのような考え方をする世代なのか、
どのようなことに長けた世代なのか…。
理解に努め、
彼らの能力を引き出すことに 専念していきましょう。
もちろん、
世代として一括りにするのではなく、
世代の特徴を理解したうえで
個人個人の特性を見ていくことが
大前提です。
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