本日より
「Go To トラベルキャンペーン」
が始まります。
しかし、
対象となる旅行業者・宿泊事業者は
まだ募集すら始まっていない状態。
現時点では、
「旅行代金が返ってくる
“かもしれない”キャンペーン」
としか言えません。
何ともお粗末な状態での
スタートとなりましたが、
旅行業者・宿泊事業者、
その他の観光関連事業者たちにとっては
1日でも早く、1人でも多くのお客様に
来てもらわなければ、首が繋がらない状況。
何とか早急に体制を整え、
需要喚起につなげていただきたいところです。
ところで、学校の修学旅行は
この事業の支援対象となってはいますが、
我が家の息子たちが通う小中学校では、
市の教育委員会の通達により、
今年度の宿泊を伴う行事は中止が決定しています。
その他の行事も中止もしくは規模縮小。
したがって、
修学旅行、林間学校は中止
(代替として日帰り体験旅行を実施)
運動会は半日開催
学習発表会、合唱コンクールなども中止
といった具合になっています。
あなたはこの状況、どう思いますか?
「仕方のないこと」なのでしょうか?
これらの行事を通じての体験は
教科書での勉強では決して得られない
貴重な経験として子供たちに刻まれていきます。
困難な課題や問題解決に挑む過程、
特に「人と人との関係づくり」に
関する経験は貴重です。
班行動での行き先決めや役割決め、
道中でのトラブルへの対処、
バラバラでまとまりのないクラスが
一致団結していった過程、
目標達成に至った喜び、
成し遂げられなかった悔しさなど、
間違いなく人生の糧となっていきます。
教科書の知識は後からいくらでも
身に付けることができますが、
経験はその時々に体験しなければ
身に付けられません。
「百聞は一見に如かず」
「経験に勝る知識なし」
長期にわたる臨時休校で
授業時間数の確保も難しい状況でしょう。
しかし、そんな状況だからこそ、
貴重な体験ができる行事は最優先で
開催決定していただきたかったですね。
間違っても、
「大人の事情」(=責任回避)
を判断基準にしないよう、
今後はお願いしたいところです。
あなたの会社では、
若い人たちに貴重な経験を
積ませられていますか?
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