週末に「鯖街道ウルトラマラソン」に初参加してきました。
コースは福井県の小浜市から京都の出町柳まで
トレイル(登山道)区間を含む72km。
昔、若狭湾で採れた海の幸を京の都に届けるために
「鯖担ぎ」たちが丸一日かけて運んだルートに沿って
設定されたコースです。
朝の7時にスタートして、18時までの11時間が制限時間。
途中3か所の関門が設定されており、
関門時刻を過ぎると失格、競技終了となります。
私にとっては未知の距離。
さらにほとんど経験のないトレイル区間も含む未知のコース。
途中、体のコンディションも悪くなり、ペースダウン。
気づけばほぼ最後方。
第2関門をギリギリで通過しましたが
その時点で体力をほぼ使い切っている状態。
到底、第3関門まで時間内にたどり着けるとは
思えませんでした。
諦めてリタイヤしようかと思いましたが
「ここで諦める必要はない」
「諦めるのは第3関門で間に合わなかったときでよい」
と思い直し、何とか精神力と体力を振り絞りました。
結果、第3関門もギリギリ通過。
ゴールにも、何とか制限時間5分前にたどり着きました。
さて、今回完走できたのは「諦めずに前進し続けた」から。
関門時刻の引導を渡されるまで、諦めなかったからです。
無理と諦めて自らストップすることほど愚かなことはありません。
経営においても同じ。
課題への取り組みを、結果が出ないからと止めてしまってはいけません。
始めたことは定着させる。
うまくいかなければやり方を改善する。
課題解決というゴールを自ら捨ててしまわないこと。
ゴールを見失わずに前進し続ければ、
必ずゴールにたどり着けます。
あなたの会社では、前進をストップしていること、
ありませんか?
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