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t-kandou

人生100年時代の人財育成

人生100年時代。

健康であれば

働ける時間は長くなりました。


一方で、社会の変化のスピードは

どんどん速くなっていきます。


これが意味することは、

社会の急激な変化に

対応できる力を身に付けなければ

生きていけない(職を失ってしまう)

ということです。


AIやロボットの進化により

これまで人間が担ってきた仕事の大半が

なくなっていくことも目に見えています。


この先求められるのは

人間が人間らしさを発揮しつつ、

人間にしかできない仕事や

人間だからこそできる仕事を

していくことです。


新しいものを生み出す

クリエイティブな仕事、

個性や感性を生かした

アートやデザイン分野の仕事、

あるいは、

人間がするからこそ意味のある

心のこもった“おもてなし”

といった仕事です。


いずれも、

画一的なマニュアルでは

対応できない仕事ばかり。


自らの意思で、自らの判断で、

自分らしさを発揮しながら

仕事をこなしていく力が

求められるのです。


人材育成の観点からすると、

そういった仕事のやり方を

社内に浸透させ、

実務経験を積み重ねることで

実力を付けさせていくことが

大事になっていきます。



終身雇用が保証できなくなった

これからの時代、

従業員の幸せを考える

“いい会社”の経営者たちは

異口同音におっしゃいます。


「自社を離れても生きていける力を

 身に付けさせることが大事」と。


そのような経営者の下では

必然的に従業員は大いに成長し、

強い会社になっていきます。


「この会社にいたら

 自分はどんどん成長できる」

と感じる従業員は

そうそう辞めていくことはありません。


反対に、

「この会社にいたら

 飼い殺しにされてしまう」

と従業員が感じるような会社では、

優秀な人材から先に

どんどん辞めていきます。


残るのは

成長できず固定業務しかできない

能力の低い従業員ばかり。


社会の変化に対応できず、

会社はやがて潰れ、

再就職できない不幸な人を

たくさんつくってしまいます。


経営者の罪は計り知れません。



従業員を成長させるのは

経営者の責任です。


部下を成長させるのは

上司の責任です。


従業員・部下の能力が低いと

嘆く暇があったら

成長させるための方策を

一つでも考えて実行しましょう。


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