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t-kandou

ゴミの分別ができない妻をどう変えるか

本日からプラスチック製レジ袋の

有料化が義務化されました。


いろんな意見があることでしょう。


しかし、少なくとも、

必要な時だけレジ袋を購入する

というスタイルが広がれば、

ムダなゴミを減らすことには

つながるはずです。


また、環境問題を考える

きっかけにもなります。

何が大事なのかを各人が考えて

行動するようになれば、

それがこの政策の一番の効果だと

言えるのではないでしょうか。



前々回ご紹介した石坂産業さん。

産廃処理業を始めたきっかけは、

ダンプカー1台を買って土砂処理業を

始めた創業者が、

お台場や夢の島を造成するために、

まだ使えるものも多く含んだたくさんのゴミが

どんどん東京湾に埋め立てられていくのを

目の当たりにしたことでした。


「廃棄物を100%再生できる会社をつくりたい」

という創業者の想いを、

2代目の典子社長も引き継いでいます。


同社では現在、建設系廃棄物の再資源化に

徹底して取り組んでいます。

減量化・リサイクル化率は何と98%!

(他の事業者は70~80%程度)

目標はもちろんリサイクル化率100%です。


「マイナスをプラスに」の精神で、

処理に伴う振動や騒音までをも

エネルギーに変える取り組みを始めています。


工場を見学すると、

本当にいろんな物がごちゃ混ぜになった

ゴミの状態から、

あらゆる技術を駆使して全てを分別し、

資源へと生まれ変わらせていく様が見られます。


その技術力には目を見張るものがありますが

機械化できない部分はやはり人手に頼らざるを

得ないのが現状。

廃棄段階での分別がいかに大事であるかを

再認識させられました。



私は以前より、地球環境問題に関しては

大いに問題意識を持っています。


ゴミの分別に関しては

日頃から意識しており

間違いのないように努めています。


ですが、私の妻は正しく分別していないことが

多々あります。

間違いを見つけるたびに指摘していたのですが

指摘しても妻の機嫌が悪くなるだけ。

一向に直らないので最近は諦めかけていました。

駄目なパターンの典型ですね。


しかし、石坂産業さんへの訪問を機に

やはりゴミの分別は徹底せねばという

使命感が再燃しました。


そこで妻には

環境問題やリサイクルの重要性を説き、

間違った分別がいかに処理業者の効率を落とし

リサイクルの妨げになっているかを伝えました。


以前よりは意識してくれるようになったのか、

最近は間違いが減ってきたように見受けられます。



できていないことを指摘するだけでは

相手は気分を害すだけ。

それよりも、目的や意義をしっかりと伝え

使命感を共有することが大事なのです。

あなたは

従業員や周りの人の行動を変えたいとき、

どのようにアプローチしていますか?


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