ラグビーW杯、バレーボールW杯、
さらには世界陸上とスポーツイベントが目白押しですね。
阪神タイガースも驚異の6連勝でCS進出を果たしました。
そんな中、先週末は
わが長男の小学校生活最後の運動会を
見に行ってきました。
午後からの雨が心配されましたが
ありがたいことに天気は回復し、
逆に直射日光が照り付ける暑い中で
競技・演技が繰り広げられました。
残念なことが一つ。
全校児童参加の最後の競技が終わった後、
多数の父兄が帰途についてしまいました。
「全競技が終わったのだから当然でしょ?」
と思う人も多いかもしれません。
しかし、運動会はまだ終わっていないのです。
児童たちはまだフィールドにいます。
この後、最後のプログラムの整理体操があり、
閉会式へと続いていくのです。
閉会式では得点発表の後、
児童代表のあいさつ、
校長先生のあいさつ、
閉会のことばがあって、
最後に全児童が入退場門から退場します。
全児童が退場し終わった時、
その時ようやく運動会が終了するのです。
その瞬間まで、しっかり見届けるのが
父兄の務めではないでしょうか。
私が教師であれば、
児童代表のあいさつも、校長先生のあいさつも、
背筋を伸ばしてしっかり聞くように指導します。
退場し終わるまで気を抜くなと指導します。
直射日光が照り付ける中、
児童たちは最後まで頑張っています。
それなのに、
「自分の子供の出番さえ見届ければあとは関係ない」
とばかりに、
大人たちは校長先生の話も聞かずに帰っていく…。
これでは現場の教師たちの指導も
説得力が半減してしまうでしょう。
しっかりとした人間教育を学校側に求めるのであれば
まずは大人たち自身が
子供たちに模範となるような行動を示すことが大事です。
企業においても同様です。
従業員にさまざまなことを求める前に、
まずは指導者たる自分たちが
模範となる行動をとれているか、
一度チェックしてみてください。
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