先週末は2泊3日で
研修会を受講しておりました。
その中で、
オンライン見学会で2社、
会場ホテルの1社、
計3社の「いい会社」に
触れることができました。
●1社目は川村義肢 株式会社さん。
義手や義足は
一人一人のお客様に合わせた
オーダーメイド。
お客様の身体は変化し続けますし
生活環境、使用環境、用途なども
変わり続けていきます。
そんな中で、お客様のご要望に
とことん応えていく、
そのプロフェッショナル意識を
社員みんなが持っている
素晴らしい会社でした。
過去に経験のない難しそうな依頼がくると
「面白そうやないですか」
と仕事の取り合いになるそうです。
“Think Possibility”
川村慶社長は
「“諦めなくてもいい”を
買っていただいている会社」
という言葉で自社を表現されていました。
「自分が変わるほど社員が変わっていく」
「自分の変化を楽しんでいる」
とお話しされていたのが印象的でした。
●2社目は枚岡合金工具 株式会社さん。
3S活動で町工場を変革させたことで
たいへん有名です。
日経ベンチャー誌で
6ページにわたる特集を組まれたのが
2007年5月号。
それから14年も経過していますが
3S活動の取り組みは
今も進化し続けています。
最近では遊び心も取り入れ、
楽しみながら取り組む工夫も
なされているようでした。
説明してくださった社員の方からは
自社に対する誇りが感じられ、
とても印象的でした。
古芝保治会長は
「今後も3Sを通じて
世界を幸せにしていきたい」
と熱く語ってらっしゃいました。
3S活動が従業員の幸せに
直結している実感を
それだけ強く感じていらっしゃる
ということでしょう。
●最後は道頓堀ホテルグループの
株式会社 王宮さん
東アジアからの旅行客に
ターゲットを絞った
道頓堀ホテルグループ。
昨年来のコロナ禍で
インバウンド客は途絶え、
大阪の3ホテル中、
2館の休業を
余儀なくされています。
それでも、
従業員を一人も解雇せず
雇用を維持しています。
これまで5億円の
キャッシュアウトがありながら、
橋本明元専務は
「インバウンドに絞らなければよかったと
思ったことは一度もない」
と言い切ります。
「世界と日本の架け橋になりたい」
という理念は
絶対に揺らぐことはないのです。
その理念に共感して入社してきた
若い社員たち3名にもお話を聞きましたが、
彼女たちの信念もまた、
一切揺らいでいませんでした。
驚愕です。
「私の力は会社の力、
私の成長は会社の成長」
と自己研鑽を積み重ねる姿勢に
思わず拍手を送りました。
●改革を続けてきた3社
3社3様ではありましたが、
3社とも、始めからこんなに
素晴らしい会社だったわけではありません。
トップによる強い信念で
社風改革に取り組み続けてきたのです。
道頓堀ホテルの橋本専務は
「5年目に少し変わりだして
8年目でドンと変わった」
と仰っていました。
手応えがなくとも、
めげずに続けることが大事ですね。
まずは「いい会社」を見て
「理想の状態」のイメージを高めましょう。
あとは「やるか、やらないか」です。
実際にやっている会社がある、
やり切っている会社がある
ということを踏まえ、
自社をどう導いていくかです。
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☆「幸せ製作会社」を社是に掲げる同社。
目指すのは
「社員の幸せ」「お客様の幸せ」「協力会社様の幸せ」と
多くの幸せをつくり出すこと。
職場環境は私がこれまで見てきた会社の中でも
ナンバーワンです。
是非多くの方にご覧いただきたいです!
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