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「論語と算盤」につながった二宮尊徳の教え

NHK大河ドラマ「青天を衝け」も

いよいよクライマックスが

近づいてきました。


『論語と算盤』に象徴される

渋沢栄一の理念は

道徳と経済の両立(道徳経済合一)、

すなわち

公益の追求にありました。


渋沢栄一のこの思想に

影響を与えたのが

二宮尊徳(金次郎)の教えです。


両者とも

農家の子として生まれながら

幕臣にもなったという

共通点が面白いところです。


明治新政府で

大蔵省の「改正掛」に就いた渋沢栄一は、

「改革請負人」として実績を上げた

二宮尊徳の「報徳仕法」には

大変興味を持って調べていました。


ある日、相馬藩における報徳仕法の存続の

取り計らいを依頼しに来た西郷隆盛に対し、

「相馬藩での存続のみならず

 国家の財政のために応用すべきだ」と

語っています。



二宮尊徳の「道徳経済一元論」は

こんな格言で世に広まっています。


「経済なき道徳は戯言、

 道徳なき経済は罪悪」


その本質は、

「わが道は至誠と実行のみ」

という言葉にも表れているとおり、

人道に基づいた実行力です。


その実行力を支えるのが

「至誠・勤労・分度・推譲」

「心田開発」

「積小為大」

「一円融合」

といった考え方に基づく

人材育成、風土づくり

だったというわけです。


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